陶芸用品・陶芸材料

陶芸用品・陶芸材料

土を窯で焼き固めて形作る、それが陶芸用品ですが、
それを作る主な材料は粘土になります。

この粘土ですが、大きく分けると一般的には二種類の白土と赤土
これは中に含まれる鉄分の量が多いか少ないか、それにより分類されます。

鉄分が多ければ多いほど赤土寄りであり、少なければ白土と呼ばれ
これは焼き上げた際の色合いが赤土の場合は黒や茶のような
濃い色合いになるのに対し、白土の場合は白に近付いていきます。

そのため、制作する陶芸用品の色合いに深く関わってきます。

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陶芸:ろくろ

陶芸といえば、ろくろを一番に思い浮かべる人も多いでしょう。
ろくろは粘土を成形してく為に必要な陶芸用品です。

手回しと電動があります。
手回しはその名の通り、自分の手で回しながら成形していくタイプです。
ひも状に伸ばした粘土を巻きながら積み上げていく、手びねりや、自由な成形をする際に使用します。

子どもや初心者がまず触れる陶芸用品のひとつでしょう。
手びねりは大量生産には向きませんが、暖かみのある優しい作品作りに向いています。

それに対して電動の物は素早く綺麗な形を作る事ができる為、大量生産に適しています。
電動で成形する場合は、しっかりこね空気を抜いた粘土を中心に置き、水で濡らした手で伸ばすように成形をしていきます。

簡単そうに見えて、最初は思ったように伸ばすのが難しいものです。
ですが、コツをつかめば思うように操る事も可能です。

陶芸で使用する粘土は、一般的に白土と赤土の二種類に分けられますが、より細かく分けると緑や黒や紫といった色合いで分けられる事もあります。
これらは鉄以外のマンガンやコバルトなどといった成分が関わってきます。

日本においては白土と赤土の二種類に大別されますが、中国では五種類に分けていたりと、生産する国や地域によって分類や呼ばれ方が変わってくることもあります。
陶芸用品に関わる粘土にも注意を払う必要があるといえます。

手回しか電動か、これから自分が作りたい物に合わせて陶芸用品を選ぶと良いでしょう。